思量・思計・慮(読み)おもいはかり

精選版 日本国語大辞典 「思量・思計・慮」の意味・読み・例文・類語

おもい‐はかり おもひ‥【思量・思計・慮】

〘名〙 あれこれと思い巡らすこと。思慮。おもんぱかり。
※大唐三蔵玄奘法師表啓平安初期点(850頃)「虞(オもひハカリ)无きに皇霊を憑(たの)みて遠きを征(ゆ)き」

おもい‐はか・る おもひ‥【思量・思計・慮】

〘他ラ四〙 あれこれと考慮する。思い巡らす。
※竹取(9C末‐10C初)「よき人にあはせんと思ひはかれど」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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