恋焦(読み)こいこがれる

精選版 日本国語大辞典 「恋焦」の意味・読み・例文・類語

こい‐こが・れる こひ‥【恋焦】

〘自ラ下一〙 こひこが・る 〘自ラ下二〙 恋いしさに堪えられないでもだえる。はげしい恋情に心をもやす。
※天草本平家(1592)一「ヲサナイ ヒト ワ アマリニ coi(コイ) cogaresaxerarete(コガレサセラレテ)、〈略〉ムツカラ セラレタガ」
人情本・処女七種(1836‐44頃か)二「お花はいとど恋(コ)ひ焦(コガ)れて、家にありては気の抜けたる如く」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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