恐戦(読み)きょうせん

精選版 日本国語大辞典 「恐戦」の意味・読み・例文・類語

きょう‐せん【恐戦】

〘名〙 (「戦」はふるえおののく意) 気づかい恐れること。
明衡往来(11C中か)下本「今春上丁欲後塵。恐戦謹言」

おそれ‐おのの・く ‥をののく【恐戦】

〘自カ五(四)〙 極度に恐れる。恐ろしくてぶるぶる震える。おそれわななく。
※観智院本三宝絵(984)中「おきな、をそれおののきて、〈略〉罪をはぢくい、心を改めて、きぬをぬぎて読経す」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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