恩に受ける(読み)おんにうける

精選版 日本国語大辞典 「恩に受ける」の意味・読み・例文・類語

おん【恩】 に 受(う)ける

  1. 恩恵を与えられた事をありがたく感ずる。恩に思う。恩に着る。
    1. [初出の実例]「財宝は跡に残りて、以後苦しみの種となるべし。〈略〉又汝が恩にうけずして空しく仕ひ、却て悪の便りとなすべし」(出典:ぎやどぺかどる(1599)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android