息衝き余る(読み)いきづきあまる

精選版 日本国語大辞典 「息衝き余る」の意味・読み・例文・類語

いきづき‐あま・る【息衝余】

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 ( いくら息をついてもつきたりない意 ) はげしく息をつく。嘆いても嘆ききれない。
    1. [初出の実例]「心には 火さへ燃えつつ 思ひ恋ひ 伊伎豆吉安麻利(イキヅキアマリ) けだしくも 逢ふ事ありやと」(出典万葉集(8C後)一七・四〇一一)

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