恵美押勝(読み)エミノオシカツ

精選版 日本国語大辞典 「恵美押勝」の意味・読み・例文・類語

えみ‐の‐おしかつヱミ‥【恵美押勝】

  1. 藤原仲麻呂(ふじわらのなかまろ)別名

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の恵美押勝の言及

【恵美押勝の乱】より

…奈良時代に恵美押勝(藤原仲麻呂)が起こした反乱。橘奈良麻呂の変を未然に鎮圧した藤原仲麻呂は,早世した長男真従の妻であった粟田諸姉をめあわせた大炊王を淳仁天皇として擁立し,またみずからを恵美押勝と称すること,私的に銭貨を鋳造し出挙(すいこ)を行うこと,および恵美家の印を任意に公的に用いることを許された。…

【藤原仲麻呂】より

…名は仲満とも書く。758年(天平宝字2)に恵美押勝(えみのおしかつ)と改称した。藤原武智麻呂(むちまろ)の第2子。…

※「恵美押勝」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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