情は人の為ならず(読み)なさけはひとのためならず

精選版 日本国語大辞典 「情は人の為ならず」の意味・読み・例文・類語

なさけ【情】 は 人(ひと)の為(ため)ならず

  1. 情を人にかけておけば、それがめぐりめぐってまた自分にもよい報いが来る。人に親切にしておけば必ずよい報いがある。
    1. [初出の実例]「今の師直鎧を与へずは、上山命に代らんや。情(ナサケ)は人の為ならずとは、加様の事をぞ申すべき」(出典太平記(14C後)二六)

情は人の為ならずの補助注記

情をかけることは、かえってその人のためにならないと解するのは誤り。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例

日本の株式の水準を示す、東京証券取引所第1部225銘柄の平均株価。単位は円。構成銘柄は時価総額の分布の変化などにより、適宜入れ替えられている。現在の形になったのは1985年5月からである。ダウ・ジョー...

日経平均株価の用語解説を読む