情は人の為ならず(読み)なさけはひとのためならず

精選版 日本国語大辞典 「情は人の為ならず」の意味・読み・例文・類語

なさけ【情】 は 人(ひと)の為(ため)ならず

  1. 情を人にかけておけば、それがめぐりめぐってまた自分にもよい報いが来る。人に親切にしておけば必ずよい報いがある。
    1. [初出の実例]「今の師直鎧を与へずは、上山命に代らんや。情(ナサケ)は人の為ならずとは、加様の事をぞ申すべき」(出典太平記(14C後)二六)

情は人の為ならずの補助注記

情をかけることは、かえってその人のためにならないと解するのは誤り。

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