成層岩(読み)セイソウガン

精選版 日本国語大辞典 「成層岩」の意味・読み・例文・類語

せいそう‐がん【成層岩】

  1. 〘 名詞 〙たいせきがん(堆積岩)
    1. [初出の実例]「其大なる岩に至ては或は数十里に延蔓す。此種の岩を成層岩(〈注〉ストラタ)と名く」(出典:具氏博物学(1876‐77)〈須川賢久訳〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の成層岩の言及

【水成説】より

…始原岩はやがて始原山系を構成するが,海水位の低下によりこの山系が海面上に露出すると,削剝されて砕屑物がそのまわりの海中に堆積する。これが生物遺骸を含む二次岩あるいは成層岩である。こうして順次新しい地層が形成される。…

※「成層岩」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android