手掻い物(読み)てがいもの

精選版 日本国語大辞典 「手掻い物」の意味・読み・例文・類語

てがい‐もの【手掻物・転害物・天蓋物】

  1. 〘 名詞 〙 奈良東大寺に所属し、同寺転害門(てがいもん)近辺に住した刀工一派の鍛えた刀。鎌倉中期、手掻包永(てがいかねなが)にはじまり、室町時代に至るまで製作された。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む