手焙形土器(読み)てあぶりがたどき

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「手焙形土器」の意味・わかりやすい解説

手焙形土器
てあぶりがたどき

弥生時代後期から古墳時代初頭まで存続した異形土器。畿内で多く発見され,西は岡山,東は静岡地域まで広く分布する。鉢形土器の上部片側が半円状におおわれており,手あぶり火鉢に似ているところからこの名がつけられた。用途は不明。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android