打たり舞うたり(読み)うったりまうたり

精選版 日本国語大辞典 「打たり舞うたり」の意味・読み・例文・類語

うっ【打】 たり 舞(ま)うたり

  1. 鼓を打ったり、舞を舞ったり。
    1. [初出の実例]「イッショニ アツマッテ vttari(ウッタリ) mǒtari(マウタリ) カウシャウニ ウエモ ナゲニ ドメイテ サケヲ ノム」(出典:ロドリゲス日本大文典(1604‐08))
  2. ( ひとりで鼓を打ったり舞を舞ったりするという意から ) ひとりでいろいろのことを同時に行ない、ひどくいそがしいさまにいう。
    1. [初出の実例]「さらばでござんす。門迄をくれ跡にぎやかし、打ったりまふたり舞鶴屋伝三が万(よろづ)(うけ)こんだ」(出典:浄瑠璃傾城反魂香(1708頃)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む