打ち交い(読み)うちかい

精選版 日本国語大辞典 「打ち交い」の意味・読み・例文・類語

うち‐かい‥かひ【打交・打違】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 互いに交わること。重なり合うこと。また、そのところ。うちかえ。
    1. [初出の実例]「韓衣(からころも)裾の宇知可比(ウチカヒ)あはなへば寝なへのからに言痛(ことた)かりつも」(出典万葉集(8C後)一四・三四八二(或本歌))
  3. 行き交うこと。行き違い。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android