精選版 日本国語大辞典 「打紐」の意味・読み・例文・類語 うち‐ひも【打紐】 〘 名詞 〙 糸の組み目を篦(へら)で打ち込んで固く仕上げた紐。丸打ちと平打ちとがある。組紐。打緒(うちお)。[初出の実例]「羽織の紐も品々流行たり。〈略〉細き打紐をいく筋もよせてこしらへたるもあり」(出典:随筆・賤のをだ巻(1802)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の打紐の言及 【組紐】より …一定の太さの糸条(繊維類の束(たば))を3条以上用いて,一定方式で斜めあるいは前後,上下に交差させて作る紐の一種。交差部をよく締めるためにへらで打ち込むので打紐ともいう。たて糸とよこ糸を直交させた織紐(おりひも)や編目の連続による編紐(あみひも)とは組成上根本的に異なる。… ※「打紐」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by