抱え地(読み)カカエチ

デジタル大辞泉 「抱え地」の意味・読み・例文・類語

かかえ‐ち〔かかへ‐〕【抱え地】

江戸時代所有地のこと。特に、放置したまま所有する土地
江戸時代、武士町人などが農民から買い取って所持した土地。元禄4年(1691)以降、家作を禁じられ、野田のまま所有しなければならなかった。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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