押れぬ(読み)おされぬ

精選版 日本国語大辞典 「押れぬ」の意味・読み・例文・類語

おさ【押】 れ ぬ

  1. 厳として存在する事実である。おすにおされぬ。
    1. [初出の実例]「殊にけふは土用の入り、それでか跡がきつうどよむ。暦のことはおされぬと」(出典:浄瑠璃・大経師昔暦(1715)中)
  2. 他に負けたり劣ったりすることがない。堂々として立派である。押しも押されもしない。
    1. [初出の実例]「なんと位はをされぬ物でないか」(出典:浄瑠璃・殩静胎内捃(1713)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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