掛け越す(読み)かけこす

精選版 日本国語大辞典 「掛け越す」の意味・読み・例文・類語

かけ‐こ・す【掛越】

  1. 〘 自動詞 サ行四段活用 〙
  2. 波が岩におおいかぶさって越すため岩が濡れるように、涙が袖を濡らす。
    1. [初出の実例]「いつしかと袖にかけこす涙哉今日こそみつれ浦のはつ嶋」(出典:為家集(1271‐75頃))
  3. 心に期待する。予期する。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む