掛け越す(読み)かけこす

精選版 日本国語大辞典 「掛け越す」の意味・読み・例文・類語

かけ‐こ・す【掛越】

  1. 〘 自動詞 サ行四段活用 〙
  2. 波が岩におおいかぶさって越すため岩が濡れるように、涙が袖を濡らす。
    1. [初出の実例]「いつしかと袖にかけこす涙哉今日こそみつれ浦のはつ嶋」(出典:為家集(1271‐75頃))
  3. 心に期待する。予期する。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む