掛島なし(読み)かかろうしまなし

精選版 日本国語大辞典 「掛島なし」の意味・読み・例文・類語

かかろう【掛】 島(しま)なし

  1. かかる(掛)島なし
    1. [初出の実例]「いんぐの・かからう嶋もなくば様」(出典:雑俳・軽口頓作(1709))

かかる【掛】 島(しま)なし

  1. 舟が寄りつく島がない。頼る手がかりがないときにいうたとえ。かかろう島なし。取りつく島もない。〔諺苑(1797)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android