放却・抛却(読み)ほうきゃく

精選版 日本国語大辞典 「放却・抛却」の意味・読み・例文・類語

ほう‐きゃく ハウ‥【放却・抛却】

〘名〙 うちすてておくこと。放棄
※続日本紀‐天平一五年(743)四月甲午「冝水手已上告以礼之状、便即放却
※狐の裁判(1884)〈井上勤訳〉四「復讎の美味を抛却(ハウキャク)し」 〔耳目記〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android