政治改革4法(読み)せいじかいかくよんほう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「政治改革4法」の意味・わかりやすい解説

政治改革4法
せいじかいかくよんほう

小選挙区比例代表並立制導入を柱とする公職選挙法改正案,政治資金規正法改正案,政党助成法案,衆院選挙区画定審議会設置法案の4法案をいう。細川内閣は 1993年9月,臨時国会に同法案を提出,衆院は連立与党修正のうえ可決したが,参院では否決された。細川首相は 94年1月,河野自民党総裁とトップ会談を行い,(1) 定数配分は小選挙区 300,比例代表 200,(2) 比例選出単位は全国 11ブロック,(3) 政治家個人への企業献金は5年に限り年間 50万円まで容認,(4) 公費助成は前年収支実績の 40%を上限枠とする,などで合意し,衆参本会議で成立した。

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