政治的多元主義(読み)せいじてきたげんしゅぎ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「政治的多元主義」の意味・わかりやすい解説

政治的多元主義
せいじてきたげんしゅぎ

多元的国家論

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の政治的多元主義の言及

【政治】より

… これまで政治が生起する場について,主として地域的住民社会の歴史的発展に即しながらも,集団と社会を区別することなく説明してきた。教会や労働組合などの私的集団の政治的機構と地域社会が形成する国家の政府との間に本質的な違いはないという考え方は,20世紀初頭の政治的多元主義によって提起され,政治的行動主義の理論家たちによって継承された。しかし,地域内の集団すべてに対して最高権威(主権)を主張し,権力の究極的基盤である暴力を独占する近代国家の政治と他の集団の政治との間に質的な差があることは,当然,認められなければならない。…

※「政治的多元主義」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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