散り後れる(読み)ちりおくれる

精選版 日本国語大辞典 「散り後れる」の意味・読み・例文・類語

ちり‐おく・れる【散後】

  1. 〘 自動詞 ラ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]ちりおく・る 〘 自動詞 ラ行下二段活用 〙 他の花や葉が散ったあとまで散らずに残っている。
    1. [初出の実例]「ひときづつ花はさかなん山桜ちりをくるるをひかずみるべく」(出典:教長集(1178‐80頃))

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