数取り(読み)カズトリ

デジタル大辞泉 「数取り」の意味・読み・例文・類語

かず‐とり【数取り】

[名](スル)
数をかぞえること。
「土用うしの日はそく近い―するそうだ」〈真山南小泉村
数をかぞえるとき、その心覚えにするためのもの。くしや木の枝など。
有蘇ありその海の片し貝拾ひ持て会はぬ恨みの―取らばや」〈宴曲集・三〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

デジタル大辞泉プラス 「数取り」の解説

数取り

古典落語演目ひとつ。バレばなし。

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世界大百科事典(旧版)内の数取りの言及

【カウンター】より

…時間に無関係に回った回数の測定や数値を計数する装置で,回数計,度数計,数取り,積算回転計,積算計などとも呼ばれている。歯車を利用した機械式と電磁石を利用した電気式に大別され,さらに電気的なパルス信号を計数するものに,パルスカウンター,一定の時間内だけのパルスを計数する(この場合は,回転数や周波数となる)ユニバーサルカウンターなどがある。…

※「数取り」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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