斗掻・概(読み)とかき

精選版 日本国語大辞典 「斗掻・概」の意味・読み・例文・類語

と‐かき【斗掻・概】

〘名〙 穀類を枡(ます)で検査する際に、枡目を正確にするために枡をならす小さな棒。枡の大きさに比例して何種類もあった。枡掻(ますかき)
令義解(833)関市「凡用称者。皆懸於格。用斛者。皆以概。〈謂。称者。称量軽重也。〈略〉概者。量。所以平斗斛也〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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