新薩藩叢書(読み)しんさつぱんそうしよ

日本歴史地名大系 「新薩藩叢書」の解説

新薩藩叢書
しんさつぱんそうしよ

五巻

構成 第一巻―薩藩旧伝集・島津氏歴代一覧・島津氏系譜略、第二巻―西藩野史、第三巻―称名墓志・称名墓志備考・人物伝備考附録・島津家御旧制軍法巻鈔・盛香集、第四巻―毛利集・中神集・三暁庵主談話・薩陽落穂集・島陰漁唱・南浦文集・廃詩稿、第五巻―滄浪遺稿・滄浪詩集・毅斎遺稿・名山楼詩集・漢学紀源

解説 明治四一年から四三年に全五巻・別集一巻として刊行された薩藩叢書(薩藩叢書刊行会、代表伊地知茂七)を、昭和四六年に校訂復刻(歴史図書社)した史料集。鹿児島藩主島津氏や家臣言行、鹿児島藩の軍法や土地制度、藩内碩学の著作など旧藩時代の諸種の文献史料二〇余点を収めたもので、大半が鹿児島藩の歴史研究の基本文献となっている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android