日本レジストリサービス(読み)にほんれじすとりさーびす

日本大百科全書(ニッポニカ) 「日本レジストリサービス」の意味・わかりやすい解説

日本レジストリサービス(株)
にほんれじすとりさーびす

日本のドメインネーム「.jp」の登録・管理や取次ぎ業務、ドメインネーム・システム(DNS)の運用を行う株式会社。英語名称はJapan Registry Servicesで、略称JPRS。JPRSが認定した指定事業者(ドメインネーム登録申請やDNS登録申請などの取次ぎを行う事業者)から申し込まれたJPドメインネームについて、登録資格審査を行ったうえで名称をシステムに記録し、それらが全世界のインターネットユーザーに正確に提供されるように、データベースの管理と運用を行っている。汎用(はんよう)JPドメインネーム登録開始を翌年に控えた2000年(平成12)に、日本ネットワークインフォメーションセンターJPNIC)によりJPドメインネーム登録管理業務を行う新会社として設立された。2002年にJPドメインネーム登録管理業務をJPNICから移管。2012年に都道府県型JPドメインネームを新設した。東京本社は東京都千代田区西神田。

 2015年12月時点で、JPドメインネームの累計登録数は140万件を超え、そのうち、汎用JPドメインネームの登録数は約95万件、日本語での登録数は約11万3600件である。また、都道府県型JPドメインネームの登録数は約1万1400件で、日本語での登録は約2700件である。

[編集部 2016年7月19日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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