日本行脚文集(読み)ニホンアンギャブンシュウ

デジタル大辞泉 「日本行脚文集」の意味・読み・例文・類語

にほんあんぎゃぶんしゅう〔ニホンアンギヤブンシフ〕【日本行脚文集】

大淀三千風の俳諧紀行集。元禄3年(1690)刊行。刊行前年までの7年に及ぶ全国行脚の間の自身の句文や、諸家から贈られた詩歌俳諧をまとめたもの。

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世界大百科事典(旧版)内の日本行脚文集の言及

【三千風】より

…芭蕉の《おくのほそ道》に登場する画工加右衛門も三千風の高弟であった。81年(天和1)から約7年,全国を行脚して《日本行脚文集》(1690)を編む。95年(元禄8)には西行遺跡の大磯鴫立沢(しぎたつさわ)に庵を営み,97年が西行五百年忌に当たるとし,西行堂を建立したり,謡曲《鴫立沢》を作ったりして旧跡の興隆をはかった。…

※「日本行脚文集」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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