世界の観光地名がわかる事典 「旧連邦事務局」の解説 きゅうれんぽうじむきょく【旧連邦事務局】 マレーシアの首都クアラルンプールのムルデカ広場に面して建っている建物。1897年にイギリス人建築家によって完成した、サーモンピンクのムーア建築(イベリア半島のイスラム建築)の影響を受けた、高さ41mのドーム屋根と時計台のあるレンガ造りの建物で、イギリス統治時代には政府機関の庁舎として使われていた。現在はマレーシアの最高裁判所となっている。裁判所内部は見学できないが、建物の一角は伝統工芸品のマレーシア織物を展示する織物博物館になっていて、ここには入ることができる。 出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報