早成性(読み)ソウセイセイ

大辞林 第三版の解説

そうせいせい【早成性】

鳥の雛ひなが孵化ふか直後に活発に動くことができる性質のこと。多くは全身綿羽に覆われ、目が開いた状態で孵化する。 ⇔ 晩成性

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の早成性の言及

【育児】より

…鳥類はふつう産卵後20日前後,一般に雌が抱卵するが,ハトでは雌雄が交代し,タマシギでは雄が抱卵する。地上に巣をつくり産卵する種は,ひなは孵化直後から独立して行動するものが多い(早成性または離巣性)。このような鳥のひなは,孵化と同時に目があき,羽毛も生えそろって歩行も可能であり採餌もする。…

【出産】より

…例えば同じ齧歯(げつし)類でも,ネズミの子は無毛で目を閉じたままで生まれるが,モルモットでは開眼で,毛が生えそろった状態で生まれてくる。子が生まれてからすぐに自活能力をもつものを早成性precocity,長く親の保護を必要とするものを晩成性altricityというが,一般に草食獣は早成性,肉食獣は晩成性の傾向がある。哺乳類では,子宮の壁を形成している平滑筋の収縮により,胎児を包んでいる胎膜が破れ,胎児が腟を通り腟口から体外に押し出されることが多い。…

【鳥類】より

…後の場合には卵が小さくなるから母鳥の飛翔はそのぶんだけ楽になる。前者はニワトリやカモに見られるもので,その雛を早成性precocial,または離巣性nidifugousであるという。後者はスズメやツバメに見られるもので,その雛を晩成性altricial,または留巣性nidicolousであるという。…

※「早成性」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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