明果(読み)あかしはつ

精選版 日本国語大辞典 「明果」の意味・読み・例文・類語

あかし‐は・つ【明果】

〘他タ下二〙 夜をすっかり過ごしきる。夜が明けるまで過ごす。
大和(947‐957頃)御巫本附載「ことならばあかしはててよ衣手にふれる涙の色も見すべく」

あけ‐は・てる【明果】

〘自タ下一〙 あけは・つ 〘自タ下二〙 すっかり夜が明けてしまう。
蜻蛉(974頃)下「ことと明けはてて、『蓑、笠や』と人はさわぐ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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