明良洪範(読み)めいりょうこうはん

改訂新版 世界大百科事典 「明良洪範」の意味・わかりやすい解説

明良洪範 (めいりょうこうはん)

江戸中期成立の逸話見聞集。16世紀後半から18世紀初頭までの徳川氏,諸大名その他の武士言行,事跡等720余項目を集録する。江戸千駄ヶ谷聖輪寺の住持増誉(?-1707,俗姓真田)の著。25巻,続編15巻。成立年不詳。1912年に国書刊行会より公刊されている(1冊)。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android