昔は真斯う(読み)むかしはまっこう

精選版 日本国語大辞典 「昔は真斯う」の意味・読み・例文・類語

むかし【昔】 は 真斯(まっこ)

  1. ( 昔はまさにこのとおりであるの意 ) 昔話の終わりにつける慣用句
    1. [初出の実例]「侍従殿〈略〉小弓持ちて出で給へど、鬼といふ声に、そっとして帰らせらる。昔はまっかう」(出典:御伽草子・福富長者物語(室町末))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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