星の入東風(読み)ほしのいりこち

百科事典マイペディア 「星の入東風」の意味・わかりやすい解説

星の入東風【ほしのいりこち】

旧暦10月ごろ吹く北東風。ここでいう星はすばる(プレヤデス星団)のこと。明け方すばるが西天に没するころ吹く風。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典(旧版)内の星の入東風の言及

【風】より

…このころ寒気がぶり返し,比良山地から琵琶湖西岸へ吹き降りる強風を〈比良の八講荒れ〉〈比良八荒(ひらはつこう)〉などという。 星の入東風(ほしのいりこち)陰暦10月ころ吹く初冬の北東風。星は〈すばる〉のことで,冬の夜空に〈すばる〉がよく見える季節になると天候が変わりやすくなる。…

※「星の入東風」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android