春の港(読み)はるのみなと

精選版 日本国語大辞典 「春の港」の意味・読み・例文・類語

はる【春】 の 港(みなと)

  1. 春の行きつくところを、船が泊まる港にたとえていう。春の止まり。《 季語・春 》
    1. [初出の実例]「今までに残れる岸の藤なみははるのみなとのとまりなりけり」(出典:貫之集(945頃)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android