暑気中り(読み)ショキアタリ

デジタル大辞泉 「暑気中り」の意味・読み・例文・類語

しょき‐あたり【暑気中り】

夏の暑さのためにからだをこわすこと。あつさあたり。 夏》古妻の遠まなざしや―/草城

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精選版 日本国語大辞典 「暑気中り」の意味・読み・例文・類語

しょき‐あたり【暑気当・暑気中】

  1. 〘 名詞 〙 夏の暑さのために起こる病気。あつさあたり。暑気煩い。暑気。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「第一の効能は暑気あたり、癨乱、下り腹、渋り腹」(出典:歌舞伎・彩入御伽草(おつま八郎兵衛)(1808)大詰)

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