…失意と貧困の時代を経て,31年,金沢出身の山原松枝と結婚,作家として再起する契機を得る。生活の落着きとともに,以後《暢気眼鏡(のんきめがね)》(1933)のような誠実な作風で知られる短編が次々と書かれた。37年,第1創作集《暢気眼鏡》に芥川賞が授与され,文壇での地位を確立。…
※「暢気眼鏡」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...