杏仁状熔岩(読み)きょうにんじょうようがん

岩石学辞典 「杏仁状熔岩」の解説

杏仁状熔岩

① amygdaloide, Amygdalite, Amygdalophyre: 杏仁(amygdale)とはギリシャ語でアーモンドの意味.アミグダルとは火成岩中のガスによる空洞が後のマグマ作用によって鉱物で満たされたものをいう.このようなアミグダルをもつ岩石は玄武岩に多く,一括してamygdaloideとかamygdaliteと呼ばれている.アミグダルをもつ斑状岩をamygdalophyreといい,かつてはしばしば用いられた名称である.しかしこれらの名称は組織のみに注目したもので独立した岩石名としては不適当であり,現在は使われていない.
② mandelstein: 古いドイツの岩石名で,杏仁状(amygdaloidal)火山岩の総称[Werner : 1787].ドイツ語のMandelはアーモンド(almond)の意味.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

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