まつばいし
松葉石
北上山地気仙地方のペルム系の紡錘虫化石。長さ2cm前後,直径2~3mmの棒状で,松葉に似ており,この呼び名がある。ペルム系叶倉統下半部の石灰質砂岩・砂質泥岩中に多産する。古くはParafuszalina wanneriとして記録されていたが,藤本治義(1956)は新種として記載し,現在はMonodiexodina matsubaishiとされる。学名からモノディクソディナとも。南部北上山地ペルム系中部統の化石帯の代表種。参考文献:藤本治義(1956) 古生物報,21号
執筆者:須鎗 和巳
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
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松葉石
まつばいし
Monodiexodina matsubaishi
北上高地気仙地方の中部ペルム系に産する細長い紡錘虫化石。直径2~3mmに対し長さは 2cm前後もあり,その形から松葉石といわれ,学名もそこに由来する。この地方の中部ペルム系に松葉石の化石層が顕著である。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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世界大百科事典(旧版)内の松葉石の言及
【フズリナ】より
…栃木県葛生で古くから米石(米粒石)といわれるものはパラフズリナParafusulinaの遊離個体である。宮城県気仙沼で松葉石とよばれるものは,モノディークソーディナMonodiexodinaの殻がとけて砂岩中に残った細長い外形である。C.W.vonギュンベルによって記載されたフズリナ・ジャポニカF.japonicaは,日本産化石研究中もっとも古い記録(1874)であるが,その後,矢部長克の研究(1899)以降多くの研究者によって重要な貢献が日本から相ついでなされた。…
※「松葉石」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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