枷号(読み)かごう

普及版 字通 「枷号」の読み・字形・画数・意味

【枷号】かごう

さらし者。

字通「枷」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の枷号の言及

【刑罰】より

…清代には充軍は実質的に流刑と異ならないものとなったが,入墨して新疆,黒竜江,吉林など辺境へ送り,強制労働させる発遣(はつけん)が行われた。また枷号(かごう)という昼間に首かせをつけて役所の前にさらす杖刑への付加刑があった。以上のように,唐律型の徒,流のほかに自由刑的要素を増大させたのが宋代以後の刑罰の特徴といえよう。…

※「枷号」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android