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 カシ

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デジタル大辞泉の解説

かし【×枷】

かせ(枷)」に同じ。〈和名抄

かせ【×枷】

《「かし(枷)」の音変化》
昔の刑具の一。鉄や木で作り、罪人の首・手・足などにはめて、からだを自由に動かせないようにするもの。桎梏(しっこく)。かし。
心理的、物理的に行動の妨げになるもの。「古いしきたりがになる」
他人の行動を制約するための言いがかり。口実。
「些(ちっ)とばかりの貸しを―に」〈鏡花歌行灯
三味線で上調子を弾くとき、音を高くするために用いる細い棒。木や象牙で作り、両端の穴に糸を通し、棹(さお)に当てて縛りつける。
俳優が自分の演技を効果的にするために使う人や物。
「懐より財布を引き出し、これを―に立ち回り」〈伎・小袖曽我

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百科事典マイペディアの解説

枷【かせ】

械とも書き,〈かし〉ともいう。昔の刑具で,罪人の手足や首などを拘束するもの。木製または金属製で,首枷足枷,手枷などがある。
→関連項目刑具

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大辞林 第三版の解説

かし【枷】

かせ(枷) 」に同じ。 〔名義抄〕

かせ【枷】

〔「かし」の転〕
刑具の一。首や手足にはめて、自由に動けないようにするもの。かし。桎梏しつこく。 「足-」
人の行動を束縛するもの。 「恩愛の情が-となる」
三味線で上調子を弾く時、弦を短くするために弦の上から当ててさおにくくり付ける駒こま
芝居で、演技を効果的にするために利用するもの。 「梅柳の立木を-に両人宜しく立廻り/歌舞伎・小袖曽我」

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内のの言及

【刑具】より

…中国律の笞(ち),杖(じよう)は後者の例である。自由刑では手錠(手鎖(てじよう)),枷(かせ)が代表的であり,これらは戒具としても使用される。前近代の刑罰は一般に名誉刑的要素をもっているが,とくにその性格が著しい刑具に,西洋のさらし台,江戸時代の穴晒箱(あなざらしばこ),罪科を記した捨札(すてふだ)および幟(のぼり)などがある。…

※「枷」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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