柯爛(読み)からん

普及版 字通 「柯爛」の読み・字形・画数・意味

【柯爛】からん

斧の柄が朽ちるほどの長い時間。〔述異記、上〕信安郡の石室山に、晉の時、王質木を伐りて至り、兒數人、棊して歌ふを見る。~俄頃(しばら)くにして子謂ひて曰く、何ぞ去らざると。質(た)ちて斧をるに、柯爛(ただ)れて盡きたり。に歸る。復(ま)た時人無し。

字通「柯」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

関連語 項目

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android