柯爛(読み)からん

普及版 字通 「柯爛」の読み・字形・画数・意味

【柯爛】からん

斧の柄が朽ちるほどの長い時間。〔述異記、上〕信安郡の石室山に、晉の時、王質木を伐りて至り、兒數人、棊して歌ふを見る。~俄頃(しばら)くにして子謂ひて曰く、何ぞ去らざると。質(た)ちて斧をるに、柯爛(ただ)れて盡きたり。に歸る。復(ま)た時人無し。

字通「柯」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android