根付衆(読み)ネツケシュウ

デジタル大辞泉 「根付衆」の意味・読み・例文・類語

ねつけ‐しゅう【根付衆】

いつもその人にくっついて、側を離れずにいる人たち。腰巾着こしぎんちゃくたち。
「お―にとがめられ」〈浄・女楠

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「根付衆」の意味・読み・例文・類語

ねつけ‐しゅう【根付衆】

〘名〙 その人に、いつもつき従って離れない人たち。腰巾着たち。
浄瑠璃・吉野都女楠(1710頃か)二「いっそてんぽの革巾着、おねつけ衆に咎められ、括られました」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android