デジタル大辞泉 「棚機つ女」の意味・読み・例文・類語 たなばた‐つ‐め【棚機つ女】 1 織女星しょくじょせいのこと。「彦星と―と今夜こよひ逢ふ天あまの川門かはとに波立つなゆめ」〈万・二〇四〇〉2 機はたを織る女。「我あがためと―のそのやどに織る白たへは織りてけむかも」〈万・二〇二七〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の棚機つ女の言及 【ベガ】より …和名の〈おりひめ〉〈たなばた〉〈めんたなばた〉などは,中国より伝来した七夕説話の影響とみなせる。もっとも〈棚機つ女(たなばたつめ)〉という固有の和名もあり,この名を織女星にあてた文化史的背景は深いと思える。アッシリア人はベガを天の審判者と呼び,デンデラ(エジプト)の神殿ではその出没が観測されたと伝えられる。… ※「棚機つ女」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by