出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…この場合,劣性ホモ(同型)接合体をF1に戻し交雑すると,F1に生じた配偶子の遺伝子型の比がそのまま戻し交雑世代の表現型の比率になる。G.J.メンデルも1865年に分離比を確かめる方法としてすでにこれを用いており,このように劣性ホモ接合体との戻し交雑をとくに検定交雑という。同じ親とくりかえし連続的に戻し交雑した場合,戻し交雑第一代,戻し交雑第二代,戻し交雑第三代,……と呼び,それらをB1,B2,B3,……と表現する。…
※「検定交雑」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」