大辞林 第三版の解説
ようじうお【楊子魚】
① ヨウジウオ目ヨウジウオ科の海魚のうち、タツノオトシゴ類を除いたものの総称。体は細長く、輪状の骨板でおおわれ、尾びれを有する。
② ① の一種。全長約25センチメートル。体は著しく細長く、吻ふんは管状で、口は小さい。体色は暗褐色で、全体が硬い骨板でおおわれる。雌は雄の腹面にある育児囊のうに産卵し、雄が稚魚を育てる習性がある。内湾のアジモの生えている間に多い。観賞魚。日本各地に分布。