… 広い意味でのオーロラは次の三つに大別される。(1)極冠グローオーロラ 磁気あらしに先立って地球の極冠地方(極光帯より高緯度の地方)に現れる,ごく薄いぼんやりした不定形の光で,水素の放出するHα線(赤),Hβ線(青)などの光が他のオーロラに比べて強いのが特徴である。(2)極光帯型オーロラ 極光帯(北半球ではアラスカ,カナダ,グリーンランド南部,シベリア沖の海上などを通る領域)に特有のオーロラで,酸素や窒素の分子,原子などが発する赤,緑,青,ピンクあるいは赤紫などの光が強い。…
※「極光帯」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
生命維持活動に必須なエネルギーの獲得や,成長に必要な有機材料を合成するために生体内で起るすべての生化学反応の総称。複雑な分子を単純な分子へ分解してゆく過程でエネルギーを獲得する分解代謝または異化 (カ...