極光帯(読み)キョッコウタイ

デジタル大辞泉 「極光帯」の意味・読み・例文・類語

きょっこう‐たい〔キヨククワウ‐〕【極光帯】

統計的にオーロラが出現する確率が高い帯状の領域。南北両極ともに、地磁気緯度で65度から70度にあたる。また、ある時刻にオーロラが同時に見える領域をオーロラオーバルという。オーロラ帯オーロラゾーン

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世界大百科事典(旧版)内の極光帯の言及

【オーロラ】より

… 広い意味でのオーロラは次の三つに大別される。(1)極冠グローオーロラ 磁気あらしに先立って地球の極冠地方(極光帯より高緯度の地方)に現れる,ごく薄いぼんやりした不定形の光で,水素の放出するHα線(赤),Hβ線(青)などの光が他のオーロラに比べて強いのが特徴である。(2)極光帯型オーロラ 極光帯(北半球ではアラスカ,カナダ,グリーンランド南部,シベリア沖の海上などを通る領域)に特有のオーロラで,酸素や窒素の分子,原子などが発する赤,緑,青,ピンクあるいは赤紫などの光が強い。…

※「極光帯」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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