標数(読み)ひょうすう(その他表記)characteristic

翻訳|characteristic

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「標数」の意味・わかりやすい解説

標数
ひょうすう
characteristic

K があるとき,1つの正の整数 m が存在して,体 K の任意の元 a に対して常に ma=0 となるとする。このような正の整数 mうち最小のものを p とするとき,p を体 K の標数という。体 K の標数 p は一般に素数である。体 K の,0でない元 a に対して,pa=0 であれば必ず p=0 のとき,体 K の標数は0であるという。

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世界大百科事典(旧版)内の標数の言及

【体】より

…さらに,KLであるとき,fKの自己同型であるという。
[標数]
 aが体Kの元でnが自然数のとき,naan回加えた和aa+……+aを表す。また,(-n)aは-(na)と定める。…

※「標数」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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