標準正規分布(読み)ひょうじゅんせいきぶんぷ

ASCII.jpデジタル用語辞典 「標準正規分布」の解説

標準正規分布

正規分布の中で、確率変数一定の式にし、確率密度関数を簡単な形にしたもののこと。平均が0、標準偏差1になるという特徴がある。標準正規分布で表せる数値は計算され数値表になっており、検定などで使用される。その際、正規分布から標準正規分布へ変換することを、標準化と呼ぶ。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

ブランド用語集 「標準正規分布」の解説

標準正規分布

標準正規分布とは平均が0、標準偏差が1に基準化された正規分布のことをいう。

出典 (株)トライベック・ブランド戦略研究所ブランド用語集について 情報

世界大百科事典(旧版)内の標準正規分布の言及

【確率分布】より

…この分布は誤差論で支配的な役割を果たすほか,多くの自然現象にも現れ,中心極限によって分布の極限としてもとらえられる。m=0,σ2=1のとき標準正規分布という。(2)X1,X2,……,Xnを標準正規分布に従う独立な確率変数とすれば,X12X22+……+Xn2は自由度nΧ2分布に従う。…

【正規分布】より

…一次元の場合,その確率密度関数は,と表され,mが平均値,σが標準偏差である。とくにm=0,σ=1のとき標準正規分布という。諸量の測定誤差の分布が正規分布になることはよく知られている。…

※「標準正規分布」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android