欲太(読み)よくぶとり

精選版 日本国語大辞典 「欲太」の意味・読み・例文・類語

よく‐ぶとり【欲太】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 欲心をますます肥えふとらせること。金持のいじきたなさをののしっていう語。
    1. [初出の実例]「金持は人の利を喰ふ欲ぶとり」(出典:俳諧・千代見草(1692))
  3. 欲心のかたまりと思うほど憎々しげに太っていること。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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