歙硯(読み)しようけん

普及版 字通 「歙硯」の読み・字形・画数・意味

【歙硯】しようけん

歙渓の硯。

字通「歙」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の歙硯の言及

【歙】より

…江蘇,浙江,江西に通ずる要地で,境内に〈天下の名景は黄山に集まる〉といわれる黄山があり,奇岩と雲海に代表される景観は,画家たちの興味を引きつけてやまない。有名な歙硯(しようけん)は婺源県の歙渓から産する硯石で,南唐のころから世に聞こえ,端渓硯よりはやくから知られていたが,宋代には佳石がなくなったという。日本では誤り伝えて〈きゅうけん〉,歙州硯(きゆうじゆうけん)と呼ぶことが多い。…

【歙】より

…江蘇,浙江,江西に通ずる要地で,境内に〈天下の名景は黄山に集まる〉といわれる黄山があり,奇岩と雲海に代表される景観は,画家たちの興味を引きつけてやまない。有名な歙硯(しようけん)は婺源県の歙渓から産する硯石で,南唐のころから世に聞こえ,端渓硯よりはやくから知られていたが,宋代には佳石がなくなったという。日本では誤り伝えて〈きゅうけん〉,歙州硯(きゆうじゆうけん)と呼ぶことが多い。…

※「歙硯」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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