正触媒(読み)セイショクバイ

デジタル大辞泉 「正触媒」の意味・読み・例文・類語

せい‐しょくばい【正触媒】

反応を促進させる触媒負触媒に対していう。

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精選版 日本国語大辞典 「正触媒」の意味・読み・例文・類語

せい‐しょくばい【正触媒】

  1. 〘 名詞 〙 触媒のうち反応速度を増加させるもの。低下させるものを負触媒という。

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世界大百科事典(旧版)内の正触媒の言及

【触媒】より

…塩酸の添加量が少なければ,酢酸メチル加水分解反応と酢酸‐メチルアルコールエステル化反応の平衡関係はほとんど影響を受けない。 一般に触媒は反応を促進させるが,なかには遅らせるものもあり,とくに前者を正触媒,後者を負触媒ということがある。また,触媒成分に少量の違う物質を添加し,活性をさらに増大させる助触媒(促進剤ともいう)としては,アンモニア合成用の鉄触媒におけるアルミナやカリウムの例が挙げられる。…

※「正触媒」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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